越境攻撃で4万人誘引、東部でロシア軍の戦力低下 ゼレンスキー氏

AI要約

ウクライナ大統領はロシア兵約4万人をウクライナ東部の前線から引き離すことに成功したと主張。

ウクライナはクルスク州への越境攻撃でロシア兵を引き離し始め、ロシア軍が東部の集落を制圧する状況。

ゼレンスキー氏はドネツク地方での戦況は厳しいが、ロシア軍の戦闘能力を低下させることに成功したと述べた。

越境攻撃で4万人誘引、東部でロシア軍の戦力低下 ゼレンスキー氏

【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は19日、ロシア西部クルスク(Kursk)州への越境攻撃で、ロシア兵約4万人をウクライナ東部の前線から引き離すことに成功したと主張した。

 ウクライナは8月6日、同国東部からロシア兵を引き離すためクルスク州への越境攻撃を開始した。ウクライナ東部では最近、ロシア軍が相次いで集落を制圧している。

 ゼレンスキー氏は19日夜の演説で、東部ドネツク(Donetsk)地方の戦況は「極めて厳しい」が、ウクライナは同地方でのロシア軍の戦闘能力を低下させることに成功したと主張。

「われわれはすでにロシア兵約4万人を同州に引き付けることに成功した」「われわれの行動は続く」と続けた。【翻訳編集】 AFPBB News