バイデン氏、銃撃されたトランプ氏に電話 負傷も既に退院 米報道

AI要約

バトラーで起きたトランプ前大統領の銃撃事件で、バイデン大統領がトランプ氏に電話したことが明らかになった。

トランプ氏は病院から出たと報じられており、バイデン氏は事件の収まりに急きょホワイトハウスに戻った。

バイデン氏はこの種の暴力を非難し、2020年の選挙で再び対決する見通しとなっている。

バイデン氏、銃撃されたトランプ氏に電話 負傷も既に退院 米報道

 米東部ペンシルベニア州バトラーで13日に起きたドナルド・トランプ前大統領(78)の銃撃事件で、ホワイトハウスは同日夜、ジョー・バイデン大統領(81)が事件後にトランプ氏に電話したと明らかにした。また、米ブルームバーグ通信は、耳を負傷したトランプ氏が搬送先の病院から出たと報じた。

 バイデン氏は今週末、東部デラウェア州リホボスビーチの別荘で過ごしていたが、事件を受けて、急きょホワイトハウスに戻ることを決めた。トランプ氏との電話の内容は不明だ。バイデン氏は事件後の演説で「米国でこの種の暴力があってはならない」と銃撃を非難した。

 11月の大統領選で、民主党のバイデン氏と共和党のトランプ氏は、2020年の前回に続いて対決する見通しになっている。【ワシントン秋山信一】