ユナイテッド航空のボーイング機からまた車輪落下 ロサンゼルス

AI要約

ロサンゼルスでボーイングの旅客機が離陸直後に車輪落下事故が発生。3月にも同様の事故があった。

車輪の落下が起きた機体はボーイング757-200型機で、目的地へ無事着陸した。

乗客や乗員にけがはなく、米連邦航空局が事故原因を調査中。

ユナイテッド航空のボーイング機からまた車輪落下 ロサンゼルス

【AFP=時事】米ロサンゼルスで8日、航空機大手ボーイング(Boeing)の旅客機の車輪が離陸直後に落下した。ボーイング機からの車輪落下は3月にも起きている。

 車輪の落下が起きたのは、ユナイテッド航空(United Airlines)が運航するボーイング757-200型機。ロサンゼルス国際空港(Los Angeles International Airport)を離陸した直後に車輪を失ったが、目的地デンバー(Denver)の空港に無事着陸した。

 ユナイテッド航空は「車輪はロサンゼルスで回収された。原因を調べている」と声明を発表した。

 搭乗していた乗客174人と乗員7人に負傷者はなかった。地上スタッフも無事だった。

 ユナイテッド航空のボーイング機が離陸後に車輪を失う事故は3月にも起きている。このときはサンフランシスコ発、日本行きのボーイング777型機で、離陸直後に車輪が落下し、緊急着陸を余儀なくされた。

 ボーイングの広報担当者によると、8日に車輪が落下した757-200は、1994年に納入された機体だった。同機種は2004年に生産が終了している。

 米連邦航空局(FAA)は事故について調査を進めている。【翻訳編集】 AFPBB News