ドイツ・ベルリン慰安婦「少女像」 設置を認めた区が9月に撤去要請方針

AI要約

ドイツ・ベルリンに設置された慰安婦問題を象徴する「少女像」について、撤去を要請する方針が示された。

ベルリン・ミッテ区は、1年間の許可期限が切れる9月に「少女像」の撤去を要請することを決定した。

日本政府の働きかけにも関わらず、ミッテ区は設置容認期限の延長を行わず、撤去の方針を示した。

ドイツ・ベルリンに韓国系の市民団体が設置した慰安婦問題を象徴する「少女像」について、設置を認めてきた区は「今年9月に期限が切れる」として、撤去を要請する方針であることがわかりました。

2020年9月、ベルリン・ミッテ区の公有地にドイツの韓国系市民団体が慰安婦問題を象徴する「少女像」を設置しました。

日本政府は不適切だとして、ドイツ政府に撤去を働きかけてきましたが、ミッテ区は当初、1年間の一時的な許可として「少女像」の設置を認め、その後、設置継続を容認してきました。

JNNの取材に対し、ミッテ区は11日までに「設置容認の期限が9月28日に切れる。延長せず、撤去を要請する」と明らかにしました。