NYで東海岸最大の食品見本市 日系企業が多数出展

AI要約

アメリカ東海岸最大の食品見本市「Summer Fancy Food Show 2024」がニューヨークで開催された。ジェトロが運営したジャパンパビリオンには、36の日系企業が出展し、日本食品の試食ができるようになっていた。

米穀専門メーカー「ミツハシライス」のブースでは、日本産の米を使った冷凍おにぎりやキンパが紹介され、アメリカの消費者向けに新商品が開発された。

来場者からは、冷凍食品のおいしさや手軽さに好評の声が寄せられた。

NYで東海岸最大の食品見本市 日系企業が多数出展

アメリカ東海岸最大の食品見本市「Summer Fancy Food Show 2024」が6月23日~25日、ニューヨークの「Jacob K. Javits Convention Center(ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンター)」(655 W 34th St)で開催され、世界各国から2500以上の企業が出展した。(ニューヨーク経済新聞)

ジェトロ(日本貿易振興機構)が運営したジャパンパビリオンでは、北米市場での販路開拓を目指す36の日系企業が出展。お茶や煮物など日本らしい食品の試食ができるようにするなどして、多くの来場者でにぎわった。

米穀専門メーカー「ミツハシライス」のブースでは、日本産の米を使った冷凍おにぎりやキンパを紹介。今回の見本市用に「スパイシーツナおにぎり」「スパイシーカニカマキンパ」をアメリカの消費者向けに開発した。スパイシーツナおにぎりは新潟県妙高市(旧新井市)に伝わる伝統の発酵調味料の「かんずり」を使って仕上げたという。

会場で試食した来場者からは「冷凍とは思えないおいしさ」「電子レンジだけで簡単にできるので便利」などの声が聞かれた。