ウクライナ保安局、クーデターを阻止と発表

AI要約

ウクライナ保安局が計画されていたクーデターを阻止したと発表。

首謀者らは暴動を起こし議会を掌握しようとしていたが、関係は不明。

容疑者が特定され拘束され、武器や弾薬が押収。様々な地域から共犯者を集めていた。

ウクライナ保安局、クーデターを阻止と発表

(CNN) ウクライナ保安局(SBU)は1日、前日に計画されていたクーデターを阻止したと発表した。

SBUによるSNS「テレグラム」への投稿によると、首謀者らのグループは6月30日に首都キーウで暴動を起こし、その隙に議会を掌握して軍、政府指導部を追放する計画だったとされる。

同グループとロシアの関係は明らかでない。

SBUによると、これまでに容疑者4人が特定され、2人が拘束された。有罪となった場合、最大で禁錮10年の刑が科される。武器と弾薬、携帯電話、パソコンなどが押収されたという。

検事総長室は、首謀者が定員2000人のホールを借り、軍兵士や民間企業の武装警備員から議会襲撃チームを募っていたと述べた。

検察がほかにも容疑者を追っているかどうかは不明。SBUによれば、首謀者はキーウや東部ドニプロなどから数人の共犯者を集めていた。

ウクライナでは最近、兵員が不足して欧米からの軍事支援も先行き不透明となるなか、ロシア軍がゆっくりと、着実に前進を続けている。