米軍、欧州でのテロ警戒レベルを引き上げ

AI要約

アメリカ軍がヨーロッパでのテロ警戒態勢を強化し、過去10年間に経験したことのないレベルに引き上げました。

軍の関連施設のテロ警戒レベルを引き上げ、明白な脅威を受け取っていることを示唆しています。

欧州選手権やパリ・オリンピックの開催に伴い、関係当局は警戒を強化しています。

米軍、欧州でのテロ警戒レベルを引き上げ

 アメリカ軍がヨーロッパでのテロ警戒態勢を強化し、過去10年間に経験したことのないレベルに引き上げたとCNNテレビが伝えました。

 CNNによりますと、アメリカ軍は6月30日、ヨーロッパにある軍の関連施設のテロ警戒レベルを5段階で上から2番目に引き上げました。対象となる施設にはアメリカ欧州軍の司令部があるドイツのシュツットガルトの駐屯地も含まれます。

 ヨーロッパに駐在する当局者によると、少なくとも過去10年で経験したことがない警戒レベルの高さで、軍が明白な脅威を受け取っていることを意味するとしています。具体的なテロの脅威については明らかになっていません。

 ヨーロッパではサッカーの欧州選手権がドイツで開催中で、7月にはパリ・オリンピックも開催されることから、関係当局はテロを含めて警戒を強めています。(ANNニュース)