ロシア・ウクライナ 長距離攻撃の応酬続く 子供4人含む計17人死亡

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアの侵略により、ザポロジエ州とドネツク州で民間人が犠牲になったことを発表。露軍の攻撃により子供を含む合計12人が死亡し、多くの負傷者が出た。

ウクライナはロシアのテロ行為と非難し、被害を訴えている。一方、ウクライナ軍も反撃を行い、クルスク州において民間人が犠牲になったと主張されている。

両国間の攻防が激しさを増しており、地域の安全が脅かされている状況が続いている。

ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は6月29日、南部ザポロジエ州に同日、露軍のミサイル攻撃があり、子供2人を含む民間人7人が死亡、11人が負傷したと発表した。同州のフェドロフ知事によると、攻撃を受けたのは州都ザポロジエに近い小都市ボルニャンスク。ゼレンスキー氏は哀悼の意を示し、「テロリスト」だとロシアを非難した。

また、ウクライナ東部ドネツク州のフィラシキン知事によると、ドネツク州各地も29日、露軍の砲撃を受け、民間人計5人が死亡した。

一方、ウクライナに接する露西部クルスク州のスミルノフ知事代行は29日、28~29日にかけた夜間に同州の集落がウクライナ軍のドローン(無人機)攻撃を受け、子供2人を含む民間人5人が死亡したと主張した。