ウクライナ、終戦に向けた「包括的な計画」を年内提示へ 大統領表明

AI要約

ウクライナ大統領のゼレンスキー氏が、ロシアによる全面侵攻に対処するための包括的な計画をパートナー国に示す意向を表明。

具体的には、ロシア軍の撤退や敵対的行為の停止など、さまざまな取り組みを計画し、行動に移す準備を進める考え。

今年中に詳細な計画をまとめ、実行に移す予定であると述べている。

ウクライナ、終戦に向けた「包括的な計画」を年内提示へ 大統領表明

 ロシアの全面侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は28日、戦争を終わらせるための「包括的な計画」を、今年中にパートナー国に示す意向を明らかにした。キーウで開いた会見で語った。

 ゼレンスキー氏は今月15日、10項目で構成される「平和の公式」のうち、「核の安全性」「食料安全保障」「捕虜や連れ去られた人びとの帰還」の3項目について、パートナー国と「行動計画」を策定してロシア側に示すとしていた。

 28日の会見では、この3項目だけでなく、「ロシア軍の撤退と敵対的行為の停止」を含む他の項目についても、どのように実現させるかをパートナー国とともに検討していくと強調。「明確な、詳細な計画を立てていく。今年中には準備できるだろう」と述べた。