南部州にミサイル攻撃、7人死亡 23人けが、インフラ設備が被害

AI要約

ウクライナ南部でロシア軍によるミサイル攻撃で7人死亡、23人負傷。非常事態庁発表。

ゼレンスキー大統領は攻撃に対し防空装備の加速供与を要請。ドネツク州でもミサイル攻撃で6人死亡。

南部ヘルソン州でも無人機攻撃激化。前例のない状況が発生。

 【キーウ共同】ウクライナ南部ザポロジエ州の州都ザポロジエ近郊で29日、ロシア軍によるミサイル攻撃で子ども2人を含む7人が死亡、23人がけがを負った。インフラ設備や集合住宅が被害を受けた。非常事態庁などが発表した。

 ゼレンスキー大統領は「毎日このような攻撃に苦しんでいる。決断の遅れは、人命の損失を意味する」とし、防空装備の供与加速を友好国に訴えた。東部ドネツク州でも29日、集落などにミサイル攻撃があり6人が死亡した。

 国営通信社ウクルインフォルムは、南部ヘルソン州で無人機攻撃が激化し「州都ヘルソン近郊を中心に前例のない事態に陥っている」との州当局者の話を伝えた。