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国連SDGs目標「順調」は17% 「落第点」国連トップが怒り
国連は2030年までの達成を目指すSDGs=持続可能な開発目標の進捗状況をまとめた年次報告書が発表され、17%の項目が順調と評価された。
国連事務総長は世界の豊かさや技術の発達と基本的なニーズの不足に言及し、成績を「落第点」と断じた。
SDGsの進捗状況では、17%が順調であり、35%が停滞もしくは後退していることが報告された。
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国連は2030年までの達成を目指すSDGs=持続可能な開発目標の進捗状況をまとめた年次報告書を発表し、順調と評価されたのは全体のわずか17%でした。
グテーレス国連事務総長
「成績でいうと、落第点です。世界はかつてないほど豊かで知識も技術も発達してるのに、これほど多くの人々が基本的なニーズを満たしていないことは言語道断であり、許しがたい」
国連が28日に発表したSDGsの進捗状況では、評価可能な135項目のうち順調なのはわずか17%で、35%が停滞、もしくは後退しています。
グテーレス氏は目下の課題として、▼ウクライナやガザ情勢などを踏まえ平和を生み出す行動のほか、▼地球温暖化への対処やデジタル化の進展、▼さらに、途上国への投資や資金援助の拡大をあげ、目標の達成に向けて各国に協力を求めました。