小中学生がニューヨーク国連本部で提言へ「一生に一度の機会なので頑張りたい」持続可能な未来のアイデア発表へ意気込み

AI要約

小学生が日本から米国ニューヨークの国連本部へ赴き、「持続可能な未来のアイデア」を提言するプロジェクトに参加する小学生たちの意気込みや準備について説明された。

子どもたちは国連本部での発表に向けてアイデアをブラッシュアップし、英語での発表とテーマソングパフォーマンスの練習を行っている。

キッズアンバサダーたちは数日後にニューヨークへ向かい、国連本部での発表イベントに臨む予定であり、プロジェクトをサポートする企業も子どもたちの成長を楽しみにしている。

小中学生がニューヨーク国連本部で提言へ「一生に一度の機会なので頑張りたい」持続可能な未来のアイデア発表へ意気込み

 小学生が日本から米国ニューヨークの国連本部へ赴き「持続可能な未来のアイデア」を提言する「国連を支える世界こども未来会議/マイナビキッズアンバサダープロジェクト」の説明会が23日、都内にて行われ、マイナビキッズアンバサダーを務める小学生たちが国連での発表へ向け意気込みを語った。

 同プロジェクトは、SDGs達成目標年の2030年に向け、子どもたちが自ら「持続可能な世界」を議論する「国連を支える世界こども未来会議」に参加した全国の小学生の代表者が国連本部DDRを訪問し、同会議で発表した「持続可能な未来のアイデア」を提出、発表するプロジェクト。昨年に続き2回目の実施となる。

 今年3月24日に東京都庁大会議場で開催された「第4回国連を支える世界こども未来会議」に参加した約100人の中から、代表の小中学生9名が国連本部でのイベントに「マイナビキッズアンバサダー」として参加。この日はそのうち8名と保護者たちがリアルとオンラインで出席した。

「国連本部グローバルコミュニケーション局へアイデアブックを提出」「国連特別カリキュラムの体験」「ステージでの英語でのアイデア発表とテーマソングパフォーマンス」といった、現地で行うアンバサダーの役割を説明され、子どもたちも真剣な表情。

 説明会の後は、3月のイベントで発表した「気候変動」と「平和」のテーマで、それぞれグループに分かれてアイデアをブラッシュアップしたり、「国連を支える世界こども未来会議」テーマソングである“That’s What I‘m Gonna Be”の曲中に一人ひと言ずつ、英語で発表する将来の夢「I’m gonna be 〇〇」を考えてパフォーマンスの練習。

 現地の発表会に向け、早くも気合十分の子どもたち。「一期一会の機会なので自分の将来に生かせるようにたくさんのことを学んできたい」「一生に一度の機会なので国連で頑張りたいです」「NYに行く機会に興奮してます」「集中してしっかり発表してきたいです」と意気込みを語った。

 キッズアンバサダーたちは7月15日に羽田を出発しニューヨークに5日間、滞在。7月17日に国連本部で発表イベントに臨む。

 プロジェクトをサポートする株式会社マイナビ・三木瞳さんも「平和や環境問題について真摯に向き合い、発信できる皆さんの姿が本当に素晴らしいと思います。マイナビとしては、これから先、何が起こるか予想できない世の中で皆が認め合える多様性ある社会を子どもたちと一緒に作り上げたいという思いで今回、参加させていただいています。今回アンバサダーを務める皆さんにも、その希望を持ってこの体験を楽しみ、学んだことを日本に持ち帰ってきてほしいです。8月の報告会で伺えるのを楽しみにしています」とキッズアンバサダーたちに期待を寄せていた。

「国連を支える世界こども未来会議」2024年度国内展開は全国各地で実施予定。また2025年の大阪・関西万博に向け世界から子どもたちが参加できるメタバースルームを制作中とのこと。