[深層NEWS]平和サミット評価「第一歩としては一定の成果」…ロシア招待は「難しかっただろう」

AI要約

筑波大の東野篤子教授と防衛省防衛研究所の長谷川雄之研究員が、スイスで開催された国際会議「平和サミット」について議論した。

平和サミットでは、ウクライナの和平案について協議が行われ、一定の成果があったと評価された。

ロシアの招待をめぐる議論やロシアの利用可能性も議論された。

 筑波大の東野篤子教授と防衛省防衛研究所の長谷川雄之研究員が17日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、スイスで15~16日に初めて開かれた国際会議「平和サミット」について議論した。

 平和サミットでは、ロシアの侵略を受けるウクライナが提唱する和平案について協議した。長谷川氏は「始まったこと自体に意義があり、第一歩としては一定の成果があった」と評価した。参加国の一部からロシアの招待を求める声があったことについて東野氏は、1回目を絶対に成功させたいウクライナとしては「(招待は)難しかっただろう」としながらも、招待がなかったことをロシアが一方的に利用する可能性を指摘した。