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ゼレンスキー大統領「歴史を目撃する」 平和サミット、スイスで開幕
ウクライナの平和に向けた道筋を探る「平和サミット」が開幕。92カ国・8機関の首脳や閣僚が参加し、世界が団結する必要性を訴える。
主要7カ国(G7)を除いて全首脳が集まり、中国やBRICS諸国も一部参加。ロシアの全面侵攻に対し、多くの国が合意形成に注力。
ウクライナのゼレンスキー大統領は「歴史がつくられる場」であると述べ、平和のための重要性を強調。
![ゼレンスキー大統領「歴史を目撃する」 平和サミット、スイスで開幕](/img/article/20240615/666d8772b6fe0.jpg)
ロシアの全面侵攻を受けるウクライナの平和に向けた道筋を探る「平和サミット」が15日午後、スイスのビュルゲンシュトックで開幕した。92カ国・8機関の首脳や閣僚らが出席し、ウクライナにとっては、多くの国とどのような合意形成をできるかが焦点になる。
ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、開幕の声明を読み上げ、平和のために世界が団結する必要性を強調。「このサミットで私たちは歴史がつくられる場を目にすることになる」と述べた。
主催するスイス政府は160の代表団に招待状を送付。57カ国からは首脳が参加し、主要7カ国(G7)はハリス副大統領が出る米国を除いて全首脳が集まる。ロシアと一定の関係を保つ中国は参加を見送ったが、両国とBRICSを構成するブラジルやインド、南アフリカは外相や特使の参加を決めた。