きょう平和サミット開催　スイスでウクライナ案協議

AI要約

スイス中部ビュルゲンシュトックで15日に開催される「世界平和サミット」には、約90カ国・地域から首脳や閣僚が参加し、ウクライナ提唱の和平案を協議する。サミットでは原発の安全や食料安全保障、人道問題などが焦点となる。

和平案「平和の公式」にはロシア軍の全面撤退やウクライナ領土の一体性回復など10項目が盛り込まれており、数項目について議論し合意文書をまとめる予定。

バイデン米大統領は欠席するが、スイスに到着したウクライナのゼレンスキー大統領を含む約6割の参加が見込まれる。

　【ビュルゲンシュトック共同】スイス中部ビュルゲンシュトックで15日、ウクライナ提唱の和平案を協議する「世界平和サミット」が開かれる。約90カ国・地域から首脳や閣僚が参加し、原発の安全や食料安全保障、捕虜などの人道問題といった項目に焦点を当て議論する。岸田文雄首相も出席する。ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、スイスに到着した。

　和平案「平和の公式」は、ロシア軍の全面撤退やウクライナ領土の一体性回復など10項目が盛り込まれている。サミットでは、うち数項目に議論の対象を絞り合意文書をとりまとめたい考え。

　バイデン米大統領は欠席。160カ国以上を招待したが、出席は6割程度と見込まれる。