バイデン氏、次男に「恩赦も減刑もしない」と明言

AI要約

バイデン大統領は、息子ハンター氏に対する恩赦や減刑の計画はないと表明した。

ハンター氏は薬物依存を隠して銃を購入し、有罪判決を受けている。

量刑は後日決定されるが、実刑を免れる可能性が高いとされている。

バイデン氏、次男に「恩赦も減刑もしない」と明言

【AFP=時事】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は14日、薬物依存を隠して銃を購入したとして現職大統領の子として初めて有罪評決を受けた次男のハンター(Hunter Biden)氏(54)について、恩赦することも減刑することもないと明言した。

 バイデン氏はイタリアで開催中の先進7か国(G7)首脳会議(サミット)での会見で、記者団からハンター氏を減刑するのかと問われ、「しない」と答えた。

 さらに「私は息子のハンターを非常に誇りに思っている。彼は依存症を克服し、私が知る中で最も聡明(そうめい)でまっとうな人物の一人だ」と発言。「私は陪審の決定に従うと言ったし、そうするつもりだ。息子を恩赦することはない」と述べた。

 ハンター氏は2018年に銃を購入した際、薬物の違法使用をめぐり虚偽の申告をした罪や、銃の不法所持の罪に問われていた。陪審は三つの罪状すべてで有罪とした。

 量刑は後日、言い渡されるが、最長で25年の禁錮刑となる可能性がある。ただ初犯であるため、実刑を免れる公算が大きい。【翻訳編集】 AFPBB News