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バイデン氏最後のG7? 専制主義に対抗、トランプ氏が再選なら変質
バイデン大統領は13日からのG7サミットに参加し、トランプ前大統領の影響を受けて枠組みが変わる可能性がある。
バイデン氏は国際協調の重要性を強調し、米国のリーダーシップが安心感をもたらすと述べられた。
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13日からの主要7カ国首脳会議(G7サミット)は、米国のバイデン大統領にとってとりわけ重い意味を持つ。11月の大統領選次第で、G7への参加は最後になるかもしれない。復権を狙うトランプ前大統領は、G7を露骨に軽視する。専制主義に対抗する枠組みとして存在感を取り戻したかに見えたG7は、今回を節目にその性格が大きく変わる可能性がある。
バイデン氏は現地時間12日夜、イタリア南部プーリア州に到着した。これに先立ち、米ホワイトハウスのカービー広報補佐官(国家安全保障担当)は11日、記者団にこう語った。
「(バイデン)大統領が初めてG7に出席した時、米国が(国際協調の枠組みに)戻り、議論をリードしていることに安心感が広がった。それはいまも変わらない」