イスラエル被害者団体、仲介国に停戦交渉の継続求める

AI要約

イスラエルとハマスの停戦と人質解放交渉で、被害者団体が交渉継続を要求

人質が戻らなければ復興も祝日も困難に

ブリンケン国務長官も溝の埋め方に懸念を示す

イスラエル被害者団体、仲介国に停戦交渉の継続求める

(CNN) イスラエルとイスラム組織ハマスとの間で停戦と人質の解放をめぐり行われている交渉で、イスラエルの被害者団体「人質・行方不明者家族フォーラム」は12日、仲介国に対して、ガザに拘束されている人質を無事に帰還させるために、「依然として残っている溝を埋めるための交渉を集中的に継続すること」を求めた。

同フォーラムは、交渉進展のための全ての可能性を追い求めるために、イスラエルの交渉団を派遣するように要求。「交渉の延期や引き伸ばしは合意に達する可能性を損ない、ハマスの手にある男女の人質全員を帰還させるという我々の義務を大きく危険にさらすことになる」と述べた。

同フォーラムは、人質が戻らなければ、復興のプロセスも始めることができず、祝日を祝うこともできないと述べた。

これより前、米国のブリンケン国務長官は訪問先のカタール首都ドーハで、現在の溝は埋めることができると考えているものの、それが実際に埋まることを意味しているわけではなく、「最終的には人々がイエスと言うことにかかっている」と述べていた。