G7、年内7.8兆円支援へ 対ウクライナ、ロシア資産活用で 米報道

AI要約

米G7首脳が、ロシア資産の収益からウクライナに500億ドルを支援する合意を目指す。

具体的な枠組みは議論されるが、最終合意には時間がかかる見込み。

首脳会議で議論され、年内の実施を目指すが、詳細は後日検討される予定。

 【ワシントン時事】米ブルームバーグ通信は12日、先進7カ国(G7)首脳が、経済制裁で凍結したロシア資産から生まれる収益を活用し、ウクライナに500億ドル(約7兆8000億円)を支援することで「政治的合意」する見通しだと報じた。

 年内の実施を目指す。フランス当局者の話として伝えた。

 イタリア南部プーリア州で13日開幕する首脳会議(サミット)で議論する。ただ、具体的な枠組みなどの検討はサミット終了後に先送りされる見込みで、最終合意には時間がかかる可能性がある。