VCARB重鎮「どの方向に進むべきかわかっている」躍進を予感させたシンガポールGP初日、土曜日以降の戦いにも意欲|F1

AI要約

VCARB勢がシンガポールGPで速さを示し、アラン・パーメイン氏もポジティブなコメントを発表。

金曜日の練習走行では角田裕毅が5番手、ダニエル・リカルドが7番手、FP2では4番手と6番手に入り一ケタのポジションをキープ。

チームは無傷で車両をガレージに戻し、ドライバーも満足し、最終的な調整を行って入賞を目指す。

VCARB重鎮「どの方向に進むべきかわかっている」躍進を予感させたシンガポールGP初日、土曜日以降の戦いにも意欲|F1

第18戦シンガポールGPの金曜日を終え、上位勢に割って入る速さを示したVCARB勢。チームの重鎮アラン・パーメイン氏もポジティブな感触を得ているようだ。

FP1では角田裕毅が5番手、ダニエル・リカルドが7番手だった。続くFP2では角田が4番手と、リカルドが6番手と、VCARB勢は一ケタのポジションをキープし、シンガポールで躍進の気配を見せている。

チーム幹部、レーシングディレクターのアラン・パーメインは「我々にとってとてもポジティブな金曜日だった」とFP1、FP2を終えてコメントを発している。

壁が近い市街地コースということもあり「まず、各セッションにおいて2台のマシンが無傷でガレージに戻ってきた。これはこのトラックでは本当に良いスタートだと思う」と述べ、こう続けた。

「ドライバーはユウキ、ダニエル2人とも最初のセッションからクルマの仕上がりぶりにかなり満足していたようだ」

「FP2の前にバランスを微調整するためにいくつかの小さな変更を加えたが、ドライバーもそれについて非常に満足していた」

「シングルラップのペースではまだ少し作業が必要だけれど、どの方向に進むべきかはわかっている。明日のFP3を終えてから最終的な調整を行い、土曜日の夜の予選に向けて車が可能な限り最高の状態になるようにしたい」

今季ここまでVCARBは34ポイントを手にして総合6位に付けているものの、同7位のハース(29点)、同8位のウィリアムズ(16点)が盛り返しており、後半戦に入ってからVCARB勢はまだノーポイントと苦戦が続いていた。

今回、シンガポールで角田は4戦ぶりの入賞となるのだろうか。そのためにも、土曜日も好調を維持して、少しでも前のグリッドを獲得したいところだ。