Rソシエダード久保建英、絶妙縦パスで決定機演出もスコアレスドロー チームは泥沼5戦勝ちなし

AI要約

日本代表MF久保建英がレアル・ソシエダードの試合で活躍

久保が決定的なパスを通し、チャンスを演出

試合は0-0の引き分けに終わり、Rソシエダードは泥沼状態

<スペインリーグ:バリャドリード0-0Rソシエダード>◇21日◇第6節◇バリャドリード

 レアル・ソシエダード所属の日本代表MF久保建英(23)がアウェーのバリャドリード戦に先発出場し、決定的なパスを出した。

 前半28分、相手CKを味方がクリアしたボールをスピードに乗って拾うと、相手の激しいマークを擦り抜け、左サイドライン際まで斜めに突っ切り、前方へ絶妙の縦パスを送った。

 このパスから抜け出したFWベッカーが一気にゴール前まで持ちこみ、GKと1対1となった。しかし右足シュートに持ち直した分プレーが遅れてしまい、追走してきたDFのスライディングと前に出てきたGKハインにシュートは阻まれた。完全な1点ものだった。

 久保は前半25に縦パスを受けた際に相手選手の足が体に入った。相手が警戒する存在ゆえに、ファウルまがいのプレーに苦しめられた。

 後半17分には右サイドで巧みなボールタッチで相手2選手を外し、前方のベッカーへパス。ここからクロスが入り、FWオヤルサバルが頭でゴールを狙ったが、ゴール枠から外れた。久保を起点に決定機が生まれた。

 それでも得点のないまま後半36分に途中交代。結局スコアは動かず0-0で引き分けた。Rソシエダードはこれで1勝1分け4敗。5試合連続で勝ち星なしと泥沼にはまっている。