【F1】角田裕毅が〝ラストラン〟濃厚リカルドへの思い吐露「ドライバーの中で最も尊敬する人」

AI要約

F1のRBに所属する角田裕毅が、ラストランが予想される同僚ダニエル・リカルドに熱い思いを寄せている。

レッドブル・グループがリカルドの退団を決定し、新人リアム・ローソンをRBの正ドライバーに抜擢することが報道されている。

角田はリカルドを尊敬し、共に成長したことから、リカルドの可能なF1引退に寂しさを感じている。

【F1】角田裕毅が〝ラストラン〟濃厚リカルドへの思い吐露「ドライバーの中で最も尊敬する人」

 F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、今週末のシンガポール・グランプリ(GP=決勝22日)が〝ラストラン〟になると予想される同僚ダニエル・リカルド(35)への熱き思いを吐露した。

 レッドブル・グループは、リザーブのリアム・ローソンをRBの正ドライバーに抜てきする方針を固め、シンガポールGP後に発表すると欧米メディアは一斉に報道。ベテランのリカルドはレッドブル・グループから退団となれば、他チームが獲得する動きはなく、このままF1引退が濃厚となっている。

 F1界きっての人気者がシンガポールGPで〝ラストラン〟を迎えるとみられる中、最も近くにいる角田がリカルドについて熱弁した。

 角田が出席した国際的な金融大手「XMトレーディング」のイベントの様子を、欧米のスポーツを扱うメディア「スポーツラッシュ」が報道。理想のチームメイト像について質問を受けた角田はこう答えた。

「ダニエルからは多くのことを学べましたね。彼はおそらく、F1ドライバーの中で僕が最も尊敬する人だ。ダニエルはアイデアやフィードバックに関して、とても一貫性があるんだ」とその力説した。

 角田はこれまで気性難が課題と指摘されてきたが、リカルドとコンビを組むようになってから、コミュニケーション面などが飛躍的に向上。今季のサーキット上での急成長につながっている。

 角田にとっては同僚であり〝師匠〟とも呼ぶべき頼れる存在だっただけに、リカルドがこのままF1界を去ることになれば寂しさもありそうだ。