【ヤクルト】逆転勝利で2連勝 山田が同点弾&勝ち越し犠飛 サンタナに3ラン 吉村が5回1失点で8勝目 救援陣も粘投で反撃許さず

AI要約

ヤクルトは広島に逆転勝利し2連勝を飾った。山田哲人のソロ本塁打やサンタナの3ランホームランなどで勝利を収め、吉村貢司郎の好投もありリードを守り切った。

前日の試合も逆転勝利し、勝率を上げて最下位脱出を果たしたヤクルト。投打の要が活躍し、チーム全体での奮闘が続いている。

打線の連携や投手陣のバランスが良く、ヤクルトが連勝を飾る一方、広島は敗れ最下位に後退する結果となった。

【ヤクルト】逆転勝利で2連勝 山田が同点弾&勝ち越し犠飛 サンタナに3ラン 吉村が5回1失点で8勝目 救援陣も粘投で反撃許さず

■プロ野球 ヤクルト 5-1 広島(19日・神宮)

ヤクルトは広島に逆転勝利し2連勝を飾った。試合は1点を追う2回、6番・山田哲人(32)に第12号ソロ本塁打が飛び出し同点。さらに4回には山田の犠飛で勝ち越しに成功した。5回には3番・サンタナ(32)が第14号3ランを放ち突き放した。投げては先発・吉村貢司郎(26)が5回1失点の好投で8勝目。リリーフ陣も粘投でリードを守り切った。

前日の試合では3点を追う4回に村上宗隆(24)の第28号2ラン本塁打で1点差に迫ると5回にはサンタナの適時打で同点に。すると6回松本直樹(30)の犠飛、長岡秀樹(22)の適時打で勝ち越しに成功。逆転勝利で51日ぶりの最下位脱出となった。この試合の先発・吉村は試合前まで7勝8敗、防御率3.41をマーク。前回登板となった11日の中日戦(バンテリンドーム)では6回1失点(自責0)で勝利投手に。今回の登板が21試合目の登板となった。

その吉村の立ち上がりは先頭の秋山翔吾(36)に右安打を放たれ出塁を許すとその後捕逸の間に走者は二塁へ。2番・板倉将吾(26)を投ゴロに打ち取るも3番・小園海斗(24)にセンターへの適時打を浴び先制を許した。

打線はその裏、広島の先発・床田寛樹(29)に対し先頭の長岡、2番・増田珠(25)が遊ゴロに倒れ2死に。3番・サンタナが中安打、4番・村上がセカンドへの内野安打を放つ連打で2死一、二塁とチャンスを迎えるも5番・オスナ(31)は空振り三振に倒れ無得点。

しかし1点を追いかける2回裏、この回先頭の6番・山田にレフトスタンドへのソロ本塁打が飛び出し同点に追いついた。

1ー1の同点で迎えた4回裏、4番・村上が右二塁打を放ち出塁。続く5番・オスナも左安打で繋ぎ無死一、三塁とチャンスを作ると6番・山田がセンターへの犠飛を放ち勝ち越しに成功。

1点リードに変わり5回表、吉村は9番・床田、2番・坂倉、3番・小園に安打を許し1死満塁のピンチを背負うも4番・野間峻祥(31)をショートの併殺打に打ち取り無失点で切り抜けた。

5回裏には先頭で代打・青木宣親(42)が打席に立つと追い込まれてからの3球目、左安打を放ち出塁。1番・長岡も右安打で続き無死一、三塁となるも2番・増田は三ゴロ。三塁走者の青木が走塁死となり1死一、二塁となった。しかし迎えた3番・サンタナにバックスクリーンへの3ラン本塁打が飛び出し5ー1と突き放した。

6回表は2番手・木澤尚文(26)がマウンドに上がり5番・堂林翔太(33)に左二塁打を放たれるなど走者一、二塁とピンチを迎えるも後続を打ち取り得点を与えず。7回表は3番手・丸山翔大(26)が登板し2番・坂倉、4番・野間に安打を浴び2死二、三塁となるも5番・堂林から空振り三振を奪いリードを守った。

そのまま4点リードで8回表は4番手・原樹理(31)が三者凡退に。9回表は5番手・今野龍太(29)が広島打線に反撃を許さず試合終了。ヤクルトは広島とのカードを2連勝で終えた。