【秋場所】2大関がともに黒星… 6敗目の豊昇龍に九重親方バッサリ「何を言ったらいいかわからない」

AI要約

大相撲秋場所12日目、2大関がともに黒星を喫した。

大関豊昇龍は関脇阿炎に敗れ、立ち合いでの変化に対応できず寄り倒された。

大関琴桜も関脇霧島に敗れ、優勝争いは関脇大の里が単独首位を走る中、厳しい戦いが続いている。

【秋場所】2大関がともに黒星… 6敗目の豊昇龍に九重親方バッサリ「何を言ったらいいかわからない」

 大相撲秋場所12日目(19日、東京・両国国技館)、前日11日目に続き2大関がともに黒星を喫した。

 大関豊昇龍(25=立浪)は関脇阿炎(30=錣山)に屈して6敗目。立ち合いで左の変化に対応できず、寄り倒された取組後は「まさか変化とは…。本当に頭になかったし、気合が入りすぎちゃっていた」と猛省。前日は幕内宇良(木瀬)に敗れていた。

 大関琴桜(佐渡ヶ嶽)は関脇霧島(音羽山)に上手投げで屈して5敗目。11日目の小結大栄翔(追手風)戦から2連敗となった。

 優勝争いでは関脇大の里(二所ノ関)が1敗で単独首位を走る中、今場所は看板力士が厳しい戦いを強いられている。幕内後半の審判長を務めた九重親方(元大関千代大海)は「琴桜は仕方ない。悪い相撲を取っているわけではないから」としつつ、「豊昇龍は…。何も言うことがないね、何を言ったらいいかわからない」とバッサリ斬り捨てた。