上田綺世の欧州CL初ゴールは認められず…フェイエノールト初陣はドイツ王者に0-4完敗

AI要約

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、リーグフェーズ第1節を各地で行い、FW上田綺世所属のフェイエノールト(オランダ)はレバークーゼン(ドイツ)に0-4で敗れた。

フェイエノールトはドイツ王者をホームに迎えた中、前半から屈辱のゴールラッシュを喰らった。

上田は0-4で迎えた後半16分から途中出場し、同28分に左足でネットを揺らしたが、攻撃過程に自身のオフサイドがあったとして欧州CL初ゴールは幻に終わった。

上田綺世の欧州CL初ゴールは認められず…フェイエノールト初陣はドイツ王者に0-4完敗

[9.19 欧州CLリーグフェーズ第1節 フェイエノールト 0-4 レバークーゼン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は19日、リーグフェーズ第1節を各地で行い、FW上田綺世所属のフェイエノールト(オランダ)はレバークーゼン(ドイツ)に0-4で敗れた。上田は0-4で迎えた後半16分から途中出場し、同28分に左足でネットを揺らしたが、攻撃過程に自身のオフサイドがあったとして欧州CL初ゴールは幻に終わった。

 新方式となった欧州CL初陣。上田がベンチに控えたフェイエノールトはドイツ王者をホームに迎えた中、前半から屈辱のゴールラッシュを喰らった。

 まずは前半5分、MFラミス・ゼルキが中盤でMFロベルト・アンドリヒにボールを奪われ、MFフロリアン・ビルツの侵入を許すと、そのまま左足ミドルシュートが炸裂。昨季のブンデスリーガ最優秀選手に輝いた21歳に欧州CLデビュー戦で先制点となる初ゴールを決められた。

 その後はフェイエノールトがボールを握るも、前半30分にレバークーゼンが追加点。縦パスを収めたFWビクター・ボニフェイスのトリッキーな軸足パスで局面を打開すると、MFジェレミー・フリンポンのクロスをMFアレックス・グリマルドが押し込み、リードを2点に広げた。

 フェイエノールトも前半32分、MFイゴール・パイシャオがゴール前でチャンスを作ったが、GKルーカス・フラデツキーのファインセーブでゴールはならず。するとレバークーゼンは同36分、右サイドを突破したフリンポンのクロスにビルツが飛び込み、3点目を奪うと、同44分にはビルツのFKに合わせたDFエドモン・タプソバのヘディングシュートがGKティモン・ベレンロイターに当たってゴールに入り、オウンゴールで4-0となった。

 厳しくなったフェイエノールトは後半16分、エースのFWサンティアゴ・ヒメネスをピッチに残したまま、3-4-2-1のシャドーで上田を投入。するど同20分、上田は左ハーフスペースでDFヨナタン・ターを背負いながらボールを引き出し、ファウルを誘うなどさっそく攻撃に勢いを加えた。

 そうして迎えた後半28分、上田が自身のポストプレーからビッグチャンス。胸で落としたボールを味方に預け、右サイド起点の攻撃が展開されると、MFアニス・ハジ・ムサのクロスをMFアントニ・ミランボがフリックし、その背後に待っていた上田が左足ダイレクトでゴールに蹴り込んだ。

 だが、ここで副審がフラッグアップ。上田がポストプレーを行った際、味方のヘディングパスを戻りオフサイドの形で受けていたとしてゴールは認められなかった。そのまま試合はタイムアップ。フェイエノールトは欧州CL初陣で0-4の大敗スタートとなった。