【セントライト記念予想印まとめ】本命割れるも“ダービー組”で見解一致 好相性の血統持つアーバンシックが優勢
2024年9月16日に中山競馬場で行われるセントライト記念。注目のレースであり、有力馬が集結する。
アーバンシックが最も支持を受けており、Lyphardのクロス持ちとして期待される。
コスモキュランダやエコロヴァルツなど他の有力馬も存在し、激しい競り合いが予想される。
2024年9月16日に中山競馬場で行われるセントライト記念(GⅡ・芝2200m)。東の菊花賞トライアルでもある重要な一戦だ。
今年は皐月賞2着馬のコスモキュランダや、京成杯でダービー馬ダノンデサイルに僅差2着と迫ったアーバンシックなど、有望な関東馬を中心とした14頭が集結した。SPAIA予想陣4人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。
最も支持を得たのはアーバンシック。本命2つ、対抗、単穴一つずつと全員から重い印が回った。
血統解説を連載している坂上明大氏は、コラム内でこのレースと好相性の「Lyphard」を注目血統として紹介。なかでも過去9年で複勝率44.4%と優秀な「Lyphardのクロス持ち」に該当するアーバンシックを評価した。皐月賞4着など実績はメンバー上位で、ダービーでも4番人気に評価されたほどの馬。馬券からは外せないだろう。
次いで印を集めたのは、編集部ゲンが推奨するコスモキュランダ。こちらも全員から印が回っており、“二強”の構図となりそうだ。
弥生賞1着、皐月賞2着、ダービーでも今回のメンバー内で最先着の6着と実績面は申し分なく、ここでは抗えない存在とゲンは評価。また、父アルアインは皐月賞1着、ダービー5着という似たような戦績からセントライト記念で2着しており、親子の縁にも期待したい。
東大ホースメンクラブは、もう一頭の“ダービー組”エコロヴァルツに熱視線を送る。
彼らは「ダービーで逃げた馬」が過去9年で【1-1-0-0】の好データを重視。今回も逃げることを期待するも、これまでGⅠで上がり最速を2度出しているように末脚もあることから、継続騎乗する岩田康誠騎手の選択に注目したいとのことだ。
このほか、前走1勝クラスで5馬身差の圧勝をしたスティンガーグラスや、ラジオNIKKEI賞3着から臨戦するヤマニンアドホック、弥生賞で上がり最速の4着だったエコロレイズにも複数印が入っており、このあたりまでは警戒しておきたい。
AI予想エンジンKAIBA
◎アーバンシック
◯スティンガーグラス
▲ヤマニンアドホック
△コスモキュランダ
×アスクカムオンモア
東大ホースメンクラブ
◎エコロヴァルツ
◯コスモキュランダ
▲アーバンシック
△ヤマニンアドホック
×タンゴバイラリン
坂上明大(血統分析)
◎アーバンシック
◯コスモキュランダ
▲スティンガーグラス
△エコロレイズ
編集部(ゲン)
◎コスモキュランダ
◯アーバンシック
▲エコロレイズ
△エコロヴァルツ