【巌流島】元K-1王者・木村ミノル、マオリ族戦士に圧勝もダウン奪えず!「KO狙っていたので悔しい」

AI要約

木村”フィリップ”ミノルとデイン・エッジのボクシングルール対戦が行われた。

木村が終始主導権を握り、エッジに対して的確なカウンターを繰り出して勝利した。

木村はKO勝利を狙っていたものの、ダウンは取れず判定勝利に終わった。

【巌流島】元K-1王者・木村ミノル、マオリ族戦士に圧勝もダウン奪えず!「KO狙っていたので悔しい」

巌流島実行委員会/株式会社K-LEAGUE

格闘技イベント『巌流島バーチャルサバイバル2』

2024年9月7日(土)配信 東京・某所

▼ボクシングルール 3分3R 延長1R 74kg契約

〇木村”フィリップ”ミノル(キックボクシング/ブラジル)

判定 3-0 ※三者とも30-27

●デイン・エッジ(ボクシング/ニュージーランド)

 木村は元K-1世界王者で、RIZIN参戦後は衝撃的なKO勝ちを収めてきたが、昨年ドーピングが発覚。試合出場停止となり、今年3月ドーピング陰性となり、ブアカーオと戦うもKO負け。5月に配信された「巌流島バーチャルファイト」では、95kgのセネガル相撲戦士アマドゥ・ディアとボクシングルールで戦い、63秒の秒殺KO勝利を収めている。

 今回の対戦相手は、“最強部族マオリ族のボクサー”エッジ。「フィジカルが強く、ボクシングが専門」と谷川代表が太鼓判を押す未知の強豪だ。

 1R、木村がガードを固めて、左フック。エッジの前進にはフックのカウンターを合わせる木村。エッジはワンツーを見舞うが、手数が出ない。木村は右フックのカウンターをクリーンヒット、ややエッジがよろける。

 2R、ジャブの差し合いから、木村が左ボディフックを強打。エッジは倒れないが、木村にパンチを当てることは出来ない。木村はガードの上からでも構わず、左右フックを叩く。

 3R、木村は左ジャブや軽いパンチを出しながら様子を見る。エッジは左ジャブ、右ストレート。木村はガードを固めて、前進して左フックを強打。エッジも右フックのカウンター、距離を詰める木村は右ボディをヒット。木村は終盤、ワンツー、フックとコンビネーション。木村が主導権を維持したまま、終了のゴングを迎えた。

 木村は試合を振り返った映像で、「KO狙っていたので悔しいですね。ダウンを1回も取れずに勝ったのは、人生初なので、難しかったですね。防御を徹底されていましたね」と悔しがった。