ハマキラー左腕コンビ・井上温大&メンデスで連勝だ 7日井上はカード初戦へ闘志「そういう試合で投げられるのは本当に大きい」

AI要約

巨人がハマキラー左腕コンビの井上温大投手とヨアンデル・メンデス投手で連勝を目指す。井上はリーグ優勝争いの中で闘志を燃やし、牧やオースティンを封じる力を強調。メンデスは5か月ぶりの1軍登板で再起を図る。

井上の好調ぶりに期待が寄せられ、球団の先発左腕として6連勝に向けてポテンシャルを秘める。一方のメンデスも昨季の好相性を生かして、首位争いを支える意気込みを示す。

広島戦に続く展開も期待される中、巨人はダブル左腕投手の好調を背景に上昇気流をチームにもたらすことを目指す。

ハマキラー左腕コンビ・井上温大&メンデスで連勝だ 7日井上はカード初戦へ闘志「そういう試合で投げられるのは本当に大きい」

 巨人がハマキラー左腕コンビで連勝を目指す。7日からのDeNA2連戦(東京D)は井上温大投手(23)、ヨアンデル・メンデス投手(29)が先発する。リーグ優勝を争う中、カード初戦を託された井上は「そういう試合で投げられるのは本当に自分にとって大きいこと」と闘志を燃やした。

 井上は今季同戦で3試合に先発し2勝0敗、防御率2・81の好成績。特に牧、オースティンの中軸を計13打数無安打に封じており「中心打者を抑えられているのは、打線をつなぎづらくさせていると思う。変わらずに抑えていければ」とうなずいた。勝ち星がつけば球団の先発左腕では17年田口以来の6連勝。波に乗る23歳が先陣を切る。

 メンデスは約5か月ぶりの1軍登板となる。先発予定だった8月29日のヤクルト戦(神宮)は雨天中止。「チャンスをいただいた」と仕切り直しのマウンドに立つ。来日1年目の昨季は5試合で防御率1・15と好相性のDeNA戦で「首位争いをしているチームの力になりたい」と意気込んだ。

 2人は6日にG球場でダッシュなどで調整した。巨人は10日からの広島戦(マツダ)で菅野、グリフィン、戸郷を投入する見込み。ダブル左腕が好投で上昇気流をチームに持ち込む。(内田 拓希)