ヒュルケンベルグ「リカルドがスペースを残さなかったので接触し、コース外に押し出された」:ハース F1第16戦決勝

AI要約

2024年F1第16戦イタリアGPの決勝レースでは、ハースのニコ・ヒュルケンベルグが不運なスタート直後の接触とペナルティにより17位完走に終わった。

ヒュルケンベルグはダニエル・リカルドとの接触でマシンにダメージを負い、さらにターン1で角田裕毅と接触しペナルティを受けた。

レース中にフロントウイングの交換を余儀なくされ、復旧が遅れるなど厳しい状況だったが、チームメイトのケビン・マグヌッセンが好位置を維持し、週末の収穫とした。

ヒュルケンベルグ「リカルドがスペースを残さなかったので接触し、コース外に押し出された」:ハース F1第16戦決勝

 2024年F1第16戦イタリアGPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは17位でレースを終えた。ヒュルケンベルグはスタート直後にダニエル・リカルド(RB)と接触したことでマシンにダメージを負った。その後ヒュルケンベルグはターン1で止まりきれずに角田裕毅(RB)と接触し、10秒のタイムペナルティと、ペナルティポイントを2点科された。

■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)

決勝=17位(52周/53周)

10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

 最悪のオープニングラップだった。ターン8への進入で、ダニエル・リカルドのトゥを得て車速が伸びたので、アウトサイドのラインを取った。ところが、彼がクルマを寄せてきてスペースを残してくれなかったので接触し、僕は半分ほどコース外に押し出された。しかも、エンジンがアンチストールモードに入ったものだから、復旧に少し時間がかかって、さらにいくつかポジションを失った。あの時点で、これはひどく厳しいレースになりそうだと思ったよ。

 その後、角田裕毅とのレーシングインシデントがあって、フロントウイングの交換を強いられた上に、ペナルティも消化しなければならず、大きくタイムを失った。それでもうゲームオーバーというわけだ。だが、とても良かったのは、ケビン(・マグヌッセン)が好位置に踏みとどまって力強いドライブをしたことで、それがこの週末の収穫だ。

[オートスポーツweb 2024年09月03日]