【RIZIN】平本蓮、会見を開いたのは「RIZINよりも早く自分の口から早く言いたかった」赤沢氏がなぜこのような行動をとったかは「まったく思い当たらない」

AI要約

平本蓮が行った会見内容について、早く自身の声明を出したいとの理由や赤沢選手に関する疑惑についての説明、今後の法的手段について話題となった。

報道機関に直接伝えたいとの意向により、RIZINの公式結果よりも先に会見を開くことを決めた平本蓮。赤沢選手との関係、検査結果を待つ姿勢などが討論された。

平本蓮の会見には弁護士も出席し、虚偽の問題や法的手段の可能性なども議論された。今後はRIZINの結果を待ち、その結果に基づいて行動する姿勢が示された。

【RIZIN】平本蓮、会見を開いたのは「RIZINよりも早く自分の口から早く言いたかった」赤沢氏がなぜこのような行動をとったかは「まったく思い当たらない」

 2024年9月2日(月)18時から都内ホテルにて、平本蓮(剛毅會)が会見を行った。

 RIZIN主催ではなく平本蓮個人による今回の会見には、平本のほかに弁護士2名(のぞみ総合法律事務所弁護士・吉野弦太氏と成豪哲氏)が出席。

 会見の冒頭で平本からの事情説明があった後、質疑応答の時間が設けられた。

 RIZINの公式の結果よりも先に会見を開いた理由を聞かれると「検査結果の前に、自分の会見を開いて自分の声明を出した方がいいと思いました。すぐXでとも言われましたが、あまりにも騒動が大きかったので、把握していなかったのでしっかり記者会見を開こうと思いました」とする。

 それは発表を待っていると騒ぎが大きくなると思ったからか、平本は「それもあります。ずっと言われていたので自分の口から早く言いたかった。RIZINよりも早く」と答え、吉野弁護士より「SNSが拡散して、いろいろな世界の人権問題がクローズアップするなか我々法律家としても看過できない、平本選手のみならず対戦相手も含めて、検査結果が出ていないこの段階で語れることに限界があるかもしれないけれど、自らの口で、SNS vs. SNSではなく報道機関のみなさんにお越しいただいて直接伝えたいと」との平本の意向があったという。

『復活の日本』というアカウントにあげられた動画と、赤沢が自らのXに上げた動画については「自分との会話の内容です」と認め、その会話の内容については「さっきもお伝えしたとおり、購入して、むげにできなかったので、いろいろと聞かれることが多かったけれど、むげに出来なかったから。今は何を言っているのかは理解しています。(サプリを)買った当初は梱包材でぐるぐる巻きでなにがなんだか分からなかったので」と、何を言っているのが理解できないまま話を合わせていたとした。

 領収書に関しては「購入はしましたが、使ってはいないです」ときっぱり。

 血液検査や毛髪検査もして欲しいとの声に対しては「その辺はRIZINの検査結果を待って、RIZINの指示に従おうと思っています」とする。

 記者から「MMAを取材していて、ドーピング検査で陽性はいくらでもあること。それよりも、トレーナーや親しい人間がそれを暴露することが異常事態だと思っている。そういうなかで赤沢選手にそんなことをされる要因が記憶にありますか?」との質問が飛ぶと、「先ほども言ったとおり、対立関係などは考えてみたんですけれど、まったく思い当たらなかったので、なにか赤沢さんの方で特別な事情があったと思うけれど推測で話すのはやめておきます」と、平本自身は思い当たる節がないと答えた。

 法的な手段に訴える予定はあるかとの質問に、吉野弁護士は「理屈だけで言えば虚偽があれば名誉毀損だとかになりうる。憶測で言うことは自分はしないと。あえて電話を録音してあえて公表した事実があるとすれば、どこまで捜査できるかによりますが、法的な手段に訴える可能性もある。ただし、誤解なきようにお願いしたいのですが、弁護士の立場でこうすべきというより、長年慕ってきた相手にどのようなアクションを起こす気持ちになるか次第。平本選手の気持ちで話し合っていきたい」と、平本次第だとした。

 平本は「赤沢さんのいろいろな噂が飛び交っているのですが、お金に関してはデリケートなので自分から詮索したくない。特別な事情があるんじゃないかとは思うのですが、今は自分には何も分からない感じです」と、赤沢がこのような事をした理由は分からないとする。

 これに吉野弁護士は「もともと今日の会見の趣旨は、憶測だけでSNSで広がって言い合いになり貶し合うような事態は間違っているよね、ということで平本選手が自分自身で認識を語る場。ご指摘の点について申し上げたいことはあるものの、この会見の趣旨には沿わないと私は理解しているので、具体的に踏み込んだ発言は差し控えたいと思います。

 憶測ではなくいま分かっている事実、トレーニングしている最中の会話をまず、録音があるかどうかも分かりませんが、ではなく、終わったあとに電話の会話の録音だけ。判明した事実だけ。たしかに普通の時系列ではないと弁護士としては感じざるをえない。今後、とにかくRIZINの結果を座して待つのが平本選手の姿勢ですので、その結果を待って弁護としてやるべきことがあればやる、現在こうですということはない」と、RIZINが発表する検査結果を待ち、そこからまたアクションを起こすかもしれないと話した。

(続報あり)