もう8月だけど? まだ新天地が見つからないスター選手(4)ついに退団…。バルサの功労者が初の新天地探し
セルジ・ロベルトはバルセロナを退団後、新天地を模索している選手である。
多くのタイトル獲得に貢献しながらも怪我に悩まされ、主将としても活躍した選手である。
セビージャ、フィオレンティーナ、アストン・ヴィラが彼の獲得に興味を示しており、次なる移籍先が注目されている。
暦も8月を迎え、多くの選手が来る新シーズンに向けて順調に準備を進めている。その一方で今シーズンを戦う新天地が決まっていない選手もいる。今回は、昨季限りで所属クラブを契約満了で去り、無所属が続いている選手をピックアップして紹介する。(データは2024年8月12日現在)
DF:セルジ・ロベルト(元スペイン代表)
生年月日:1992年2月7日
前所属:バルセロナ
23/24リーグ成績:14試合3得点2アシスト
セルジ・ロベルトは昨夏にバルセロナを退団したセルヒオ・ブスケツの後を継ぐ形で主将の座を引き継いでいた。しかし、今夏に契約満了となると、現地時間8月11日に退団が正式発表された。
14歳でバルセロナに加入したセルジ・ロベルトは18歳でトップチームデビューを飾り、シャビやアンドレス・イニエスタの後継者として注目を集めた。ただ、同選手はレジェンドの彼らとは違い、中盤から右サイドバックへとコンバートするユーティリティー性で自らの価値を証明した。
主力として多くのタイトル獲得に貢献していたが、近年は怪我に悩まされていた。特に直近の3シーズンは満足のいく出場時間を確保することができておらず、相次ぐ筋肉系のトラブルに悩まされていた。それでも試合に出場さえすれば期待に応え、2023/24シーズンのラ・リーガ第18節では60分と83分にゴールを決めて3-2の勝利の立役者となっていた。
8月13日にカンプ・ノウでの退団セレモニーが予定されているバルセロナのレジェンドに対しては、セビージャやフィオレンティーナ、アストン・ヴィラなどが獲得に興味を示しているようだ。怪我の懸念があるとはいえ、まだ32歳と老け込む年齢ではない。彼が次なる新天地にどのクラブを選ぶか注目だ。