北口榛花“五輪女王”に 日の丸背負い“奇跡の1枚”も

AI要約

北口榛花選手が陸上女子やり投げで金メダルを獲得する活躍を見せ、感動を呼ぶ。

北口選手が満場の声援を受けながら、今シーズンの自己ベストを更新し、初戦からリードを守り抜いて勝利。

表彰式での感極まった姿や、特徴的なファッション、リラックスした姿勢も話題に。

北口榛花“五輪女王”に 日の丸背負い“奇跡の1枚”も

この週末もメダルラッシュに沸いたチーム日本。

陸上女子やり投げの決勝で躍動したのは、世界女王・北口榛花選手(26)です。

トラックフィールド種目で、日本女子初の金メダルに輝きました。

運命の試合前、笑顔でフィールドに入ってきた北口選手。

決勝の投てきに向けて、念入りに準備を行っていました。

同じころ、地元、北海道・旭川市に設けられたパブリックビューイング会場では多くの人が熱い声援を送り、北口選手を後押し。

終盤での逆転が持ち味の北口選手ですが、今回は違いました。

1投目からいきなり今シーズンの自己ベストを更新する会心の投てき。

最高の滑り出しに地元も大盛り上がりです。

このロケットスタートで主導権を握った北口選手を、ライバル選手は抜くことができません。

北口選手は1投目で得たリードを守り切り、マラソン以外では陸上の日本女子初となる金メダルをついに獲得。

するとトレードマークの笑顔から涙顔に表情を変え、ライバルたちと熱く抱擁。

その後、優勝者だけが鳴らすことのできる勝利の鐘を豪快に打ち鳴らすと、あふれる喜びを爆発させました。

表彰式のあとに行われた会見では、こんな言葉を口にしました。

北口榛花選手:

チェコ語と英語と日本語しか話せないけど、疲れているので混乱しています。3言語で考えているので、日本語で話しますね。

2019年にやり投げ大国のチェコへと渡り、自身の投てきを磨きぬいてきた北口選手。

英語やチェコ語もお手の物です。

しかし、それ故に果たせなかったことがあると明かしました。

北口榛花選手:

一つ心残りがあるとするなら、名言を残せなかったかなというところ。いい言葉が、疲れているのもあって言語が混ざりすぎて言えないのが残念なんですけど。

そんな北口選手を捉えた写真が大きな話題を集めています。

優勝を決めて背中に日の丸を掲げた北口選手。

風になびいた日の丸の赤い部分がハートマークのように見えることから、奇跡の1枚と称賛されているのです。

また、右足が青左足がオレンジと左右色違いのスパイクやラメがキラキラと光るピンクのアイシャドウなども注目の的になりました。

そして、フィールドでうつぶせになり、リラックスしながらカステラを頬張る“もぐもぐタイム”も話題となりました。