やり投げ北口榛花が いきなり今季自己ベスト65m80!!日本女子初の大快挙へ好発進

AI要約

女子やり投げ決勝で、23年世界女王の北口榛花が金メダルに向けて好発進。1投目で今季自己ベストの65メートル80を記録し、凛々しい表情で喜んだ。

北口は予選を余裕で通過し、競技場での練習不足を悩みながらも、決戦への意気込みを見せた。

金メダル獲得すれば日本女子のトラック・フィールド史上初の快挙となる。大会に向けて、北口の好調が期待される。

 ◇パリ五輪第16日 陸上(2024年8月10日 フランス競技場)

 女子やり投げ決勝で、23年世界女王の北口榛花(JAL)が、金メダルに好発進した。1投目にいきなり65メートル80の今季自己ベストをマーク。凛々しい表情でガッツポーズを見せた。

 7日の予選は1投目に通過ラインの62メートルを超える62メートル58をマークして余裕の通過。「当日しかこの競技場で練習させてもらえないので、練習という意味ではもうちょっと投げたかった」と女王ゆえの悩みも漏らすほどだった。

 予選では65メートル超えが1人、64メートル超えが3人。「仕上げてきている人は仕上げてきている。今季ベストを更新したいし、いい勝負ができればいい」。北口も決戦へギアを上げていた。

 金メダルを獲得すれば、日本女子のトラック・フィールド種目で初。大快挙に向けて、好発進した。