ブレイキンで金メダル候補のAMIが準々決勝進出 2戦目は1、2ラウンド共にフルマーク…パリ五輪 

AI要約

パリ五輪の新競技ブレイキン女子で湯浅亜実が準々決勝進出を果たす。

湯浅は世界選手権王者で金メダル候補であり、高い実力を見せつける。

ブレイキンはニューヨーク発祥のダンスで、即興的なパフォーマンスで競技を行う。

ブレイキンで金メダル候補のAMIが準々決勝進出 2戦目は1、2ラウンド共にフルマーク…パリ五輪 

◆パリ五輪 第15日 ▽ブレイキン(9日・コンコルド広場)

 パリ五輪の新競技ブレイキン女子でC組の湯浅亜実(ダンサー名=AMI、25)が、4人1組で総当たりの1次リーグで2勝し、1戦を残して準々決勝(日本時間10日午前3時)進出を決めた。

 2019年と22年の世界選手権王者で、金メダル候補の湯浅。1次リーグ初戦から、高低で魅せるトップロック、細かいフットワークや音に合わせたフリーズで会場を沸かせた。2戦目も1、2ラウンド共にフルマークで奪うと、1試合を残しての1次リーグ突破が決まった。

 1970年代、ニューヨークでギャングの抗争を平和的に解決する手段として始まったとされるブレイキン。トップロック(立ち踊り)やフットワーク(足技)、パワームーブ(回転・跳躍技)、フリーズ(一連の動きから体を固定する動き)など4つの要素から構成され、DJがセレクトした音楽に合わせた即興的なパフォーマンスで、1対1で競う。9人のジャッジが「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の基準に基づいて採点される。