新種目ブレイキン AMIが白星スタート イタリア選手に完勝し、初代女王に好発進…パリ五輪
ブレイキンは女子1次リーグが開始、C組の湯浅亜実が白星発進。
湯浅亜実は世界選手権を制覇し、五輪予選でも優勝。
ブレイキンの基本ルールや技の要素について。
◆パリ五輪 第15日 ▽ブレイキン(9日・コンコルド広場)
今回の五輪で唯一の新種目、ブレイキンは女子1次リーグが開始。C組の湯浅亜実(25、ダンサー名・AMI)は初戦でアンティライ・ サンドリーニ(イタリア)に2―0で完勝した。
先行のAMIは緩急をつけた動きで観客を魅了。第1ラウンドを8―1、第2ラウンドを9―0で制して白星発進した。
湯浅亜実(25、ダンサー名・AMI)は2019年と22年の世界選手権を制覇。ブダペスト(ハンガリー)で今年6月に行われた五輪予選シリーズでも優勝とV候補に挙がっている。
DJのかける音楽に合わせて、即興で踊るのが基本ルール。今大会は1対1のバトル形式で争われる。技の要素は〈1〉トップロック(立ち踊り)〈2〉フットワーク(かがんで地面に手をついて行う足さばきやステップなど)〈3〉パワームーブ(体のさまざまな部分で回転する動き)〈4〉フリーズ(一連の流れから音楽に合わせて体、動きを止めること)の4種類。選手はこれらをベースに自由にアレンジを加えていく。