金足農が初戦敗退…吉田大輝が涙、154球力投も5失点 9回に猛反撃も6年ぶり勝利ならず
AI要約
金足農が西日本短大付に敗れる。吉田輝星投手の弟・大輝投手が先発し、7回154球を投げて5失点。兄の輝星が活躍した2018年夏以来の甲子園勝利はならなかった。
吉田は初回に先制点を許す。5回には4点を許し、8回に1点を失うも9回に打線が反撃して4点を返すが及ばなかった。
大輝は泣きながらベンチで声援を送る。彼は秋田大会で活躍し、チームを6年ぶりの甲子園出場に導いたが、この日は打ち込まれた。
第106回全国高校野球選手権大会は9日、第3日が甲子園球場で行われ、第2試合で金足農（秋田）が西日本短大付(福岡）に4-6で敗れた。オリックス・吉田輝星投手の弟・大輝投手（2年）が先発し、7回154球を投げて9安打5四球5失点。兄の輝星が活躍して準優勝に輝いた2018年夏以来の甲子園勝利はならなかった。
吉田は初回に無死三塁から井上蓮音内野手（2年）に先制の適時打を許す。5回には無死満塁で村上太一投手（3年）に犠飛、斉藤大将外野手（2年）に適時打、山下航輝捕手（2年）に2点打を浴び、この回4点を与えた。
8回に2番手・花田晴空投手（3年）も1点を失ったものの、打線は9回に反撃。適時打、犠飛、敵失、適時打で4点を返したが、及ばなかった。大輝は涙を流しならベンチで声援を送っていた
吉田は最速146キロを誇る2年生エース。秋田大会では37回を投げて30奪三振、防御率0.97をマークし、金足農を6年ぶり甲子園に導いた。しかし、この日は西日本短大付打線に打ち込まれた。
