【甲子園】西日本短大付が14年ぶり勝利 2桁10安打で金足農下し今大会九州勢初白星

AI要約

3年ぶり7度目の出場となった西日本短大付が金足農を下し、14年ぶりに甲子園で勝利。

西日本短大付は初回に先制し、5回に追加点を奪い、6回に一挙4点を加える活躍。

福岡王者が相手投手を攻略し、試合を優位に進めて勝利して九州勢の連敗を止める。

【甲子園】西日本短大付が14年ぶり勝利 2桁10安打で金足農下し今大会九州勢初白星

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第3日・1回戦 西日本短大付6-4金足農(2024年8月9日 甲子園)

 3年ぶり7度目の出場となった西日本短大付(福岡)が金足農(秋田)を下し、2010年以来、14年ぶりに甲子園で勝利をつかんだ。

 初回、先頭・奥駿仁(2年)が左前打で出塁すると、相手の暴投で一気に三塁まで進む好走塁を見せ、先制機をつくった。続く2番・井上蓮音(2年)が前進守備の三遊間を破る適時打であっという間に先制。

 5回は無死満塁から5番・村上太一(3年)の右犠飛で追加点を奪うと、6番・斉藤大将(2年)、8番・山下航輝(2年)にも適時打が飛び出し、この回一挙4点を加えた。

 毎回のように走者を出し、相手先発・吉田を7回でマウンドから引きずり降ろすと、8回も2番手・花田から1点を奪いリードを広げ終始、試合を優位に進め勝利した。

 九州勢は今大会、有田工(佐賀)、興南(沖縄)、明豊(大分)と3チームが登場も初戦敗退していたが、福岡王者が力を見せ、連敗を止めた。