【甲子園】金足農初戦敗退 吉田大輝7回154球力投も5失点 西日本短大付は14年ぶり勝利

AI要約

金足農が6年ぶりの甲子園出場で初戦で泣く結果に。エース吉田輝星の弟が登板も制球が乱れ敗戦投手となる。

西日本短大付は14年ぶりの勝利で甲子園通算10勝目を挙げ、九州勢の連敗をストップ。エース村上太一が好投を見せる。

<全国高校野球選手権:西日本短大付6-4金足農>◇9日◇1回戦

 6年ぶり出場の金足農(秋田)が西日本短大付(福岡)に4-6で敗れ初戦で涙をのんだ。

 先発マウンドに上がったのは6年前、準優勝に導いたエース吉田輝星(現オリックス)の弟・大輝(2年)。直球は最速146キロをマークするなど威力十分だったが制球が乱れた。

 1回、安打、暴投、適時安打で1失点。5回には3安打と3四球に暴投が絡み4点を失った。7回、154球を投げ9安打5四球3暴投2三振5失点で敗戦投手。スタンドで見守った兄の前で白星をつかむことはできず。悔しい甲子園デビューとなった。

 西日本短大付は14年ぶりの勝利で甲子園通算10勝目を挙げた。エース村上太一投手(3年)が好投。130キロ台の直球とスライダーを丁寧に投げ込み8回まで無失点。9回に4失点したが逃げ切った。今大会の九州勢の連敗を「3」で止めた。