鳥取城北堂々行進 夏の甲子園開幕 初戦は12日

AI要約

第106回全国高校野球選手権大会が兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、鳥取城北が6年ぶり6度目の出場を果たした。

開会式では春夏連覇を狙う強豪校や全国各地からの代表校が入場行進し、鳥取城北も旗を掲げて聖地を一周した。

鳥取城北は明徳義塾との2回戦に備えて気勢を上げ、大会は17日間で行われる予定。

鳥取城北堂々行進 夏の甲子園開幕 初戦は12日

 第106回全国高校野球選手権大会は7日、開場100年を迎えた兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、鳥取県代表として6年ぶり6度目出場の鳥取城北も堂々と行進した。

 能登半島地震で被災した穴水(石川)の東野魁仁主将が先導役を務め、史上8校目(9度目)の春夏連覇が懸かる健大高崎(群馬)や早実(西東京)、中京大中京(愛知)、大阪桐蔭、興南(沖縄)など49校が、南から北の順に入場行進。14番目に登場した鳥取城北は、鳥取大会の優勝旗を掲げた石黒尚主将を先頭に聖地を一周した。

 開会式直後の第1試合に登場する有田工(佐賀)と滋賀学園は、式典で体を動かさない時間をできるだけ短くするため、最後に登場した。智弁和歌山の辻旭陽主将が「多くの人々に希望と勇気と感動を与えられることを願って、全力でプレーすることを誓う」と選手宣誓した。

 鳥取城北は第6日第3試合(12日午後1時10分開始予定)の2回戦で明徳義塾(高知)と対戦する。大会は順調に進めば休養日を含めて17日間で、23日に決勝が行われる。