【陸上】田中佑美 女子100m障害の敗者復活戦、組2着で準決勝進出
田中佑美が初出場のパリオリンピック陸上女子100メートル障害で準決勝進出を果たす。
田中佑美は予選ではハードルでバランスを崩し、突破できなかったが、敗者復活戦で12秒89の記録で準決勝進出を決める。
福部真子も準決勝進出を果たし、日本勢が活躍する。
<パリオリンピック(五輪):陸上>◇8日◇女子100メートル障害敗者復活戦◇フランス競技場
初出場の田中佑美(25=富士通)は12秒89(向かい風0・2メートル)で1組2着となり、上位2着以内の着順で準決勝進出を決めた。
7日の予選はスタートで飛び出して果敢に攻めたが、7台目のハードルで抜き足をひっかけてバランスを崩し、12秒90(無風)で2組5着。タイムでも拾われず、突破できなかった。
7月2日に確定した世界ランキングで39位となり、パリ五輪出場圏内の40位以内に滑り込んだ。初の主要国際大会となった昨夏の世界選手権は13秒12で予選敗退。パリで準決勝進出を決めたことで、1年前の雪辱を果たした。
初出場の福部真子(28=日本建設工業)は、予選を突破して準決勝進出を決めている。