【パリ五輪】女子100mH・田中佑美 12秒90も5着で準決勝進出逃す

AI要約

田中佑美(富士通)がパリ五輪・陸上競技女子100mハードル予選で5位となり、敗者復活戦に回る。

田中は好スタートを切るもハードルに当たりバランスを崩し、失速。

田中は日本歴代2位の自己ベストを持つが、パリ五輪の参加標準記録には届かなかった。

【パリ五輪】女子100mH・田中佑美 12秒90も5着で準決勝進出逃す

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)7日目

パリ五輪・陸上競技7日目のモーニングセッションが行われ、女子100mハードル予選2組に登場した田中佑美(富士通)は12秒90(±0)で5着となり、敗者復活戦に回った。予選では各組上位3着と記録上位3人が準決勝に進む。

五輪初出場で25歳の田中は4レーンから好スタート。21年東京五輪金メダリストのジャスミン・カマチョ・クイン(プエルトリコ)が先行する中、好位置で上位争いを繰り広げた。だが、7台目で右の抜き足がハードルに当たってバランスを崩し、失速した。

昨年ブダペスト世界選手権を経験し、アジア大会では3位。今年の日本選手権準決勝で日本歴代2位となる12秒85まで自己ベストを伸ばした。パリ五輪は参加標準記録(12秒77)には届かなかったが、ワールドランキング39位で、40の出場枠にぎりぎり入って念願の切符を得た。

敗者復活戦は8日17時35分、準決勝は9日19時5分(いずれも日本時間)から行われる。