絶好調ジャッジを3度敬遠 ブルージェイズ監督「彼のスイングは見たくない」ソトは「最悪だ」

AI要約

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が最近3度の敬遠を受け、波紋を広げている。

ブルージェイズ監督はジャッジを避ける戦術を擁護し、才能と数字を考慮していると述べた。

ただし、ジャッジを狙うために頑張るソト選手は敬遠に腹を立て、挑戦したいと訴えている。

絶好調ジャッジを3度敬遠 ブルージェイズ監督「彼のスイングは見たくない」ソトは「最悪だ」

 両リーグトップの41本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が4日(日本時間5日)の本拠地でのブルージェイズ戦で3度の申告敬遠を受け、波紋を広げている。3番のジャッジは5回の二死一塁、7回の走者なし、8回の二死二、三塁の場面でいずれも歩かされた。ジャッジは41号を放った前日の試合でも走者なしから敬遠されていた。

 試合は延長10回にヤンキースが4―3とサヨナラ勝ちしたが、ジャッジとの勝負を避けまくったブルージェイズのシュナイダー監督は「我々の投手陣や打線のメンバーのせいではない。アーロンの才能と歴史的なペースで出している数字を中心に考えている。彼がスイングできる回数が少ないほどいいし、見たくない。あれほどの選手と対戦するのだから。また対戦したら私は同じことをするだろう」と米メディアに話している。

 納得できないのは2番を打ってジャッジにつなげるソトだ。「相手も勝とうとしている」と戦術の一部と認めながらも「最悪だ。彼に打席に立ってもらいたい。彼を打席に立たせるためにベストを尽くしているのに、彼らがパスするのを見ると腹が立つ。気に入らない。挑戦してもらいたい」と怒りをにじませた。