ジャッジ2戦連発41号 まさか走者なし申告敬遠に「こんなこと2度と起こってほしくない」

AI要約

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2試合連続の41号本塁打を放つ。

続けて珍しい状況で申告敬遠されるが、絶好調なパフォーマンスを見せる。

敬遠は2回までに走者なしの状況で52年ぶりに行われた大記録。

ジャッジ2戦連発41号 まさか走者なし申告敬遠に「こんなこと2度と起こってほしくない」

<ヤンキース8-3ブルージェイズ>◇3日(日本時間4日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が2試合連続の41号本塁打を放ち、走者なしの状況で申告敬遠されるという珍しい場面があった。

 ブルージェイズ戦に「3番DH」で出場。0-1の1回1死一塁で先発右腕ベリオスに対し、1ストライクからの2球目、内角シンカーをとらえ左中間へメジャートップの41本目となる逆転2ランを放った。

 2試合連続の本塁打と絶好調のジャッジに対し、ブルージェイズの取った対策は、メジャーでもレアなものだった。1-4とリードされている2回2死走者なしの場面で、第2打席に入ったジャッジを申告敬遠で歩かせた。この策が功を奏しこのイニングは得点を許さなかったが、チームはヤンキースに大敗した。

 MLB公式サイトによると、試合の2回までに走者なしの状況で敬遠されたのは52年ぶり。1972年8月10日にツインズのグレン・ボーグマンがエンゼルスのルディ・メイ投手から敬遠四球を与えられて以来となるという。3回以降を含めても走者なしの敬遠は初で、昨季はメジャー全体で3度のみだった。

 ジャッジは「あんな試合の序盤でとは。こんなことは2度と起こってほしくないけれどね」と話した。