内藤哲也、SANADAを倒し2勝目「次戦がすごく重要な戦いになることでしょう」…7・29福岡全成績
新日本プロレスが福岡国際センターで開催した「G1 CLIMAX 34」の概要を報じる。
内藤哲也がメインイベントで勝利し、自身の成績を挽回する姿勢を見せる。
試合結果や選手コメントを収めた文中では、次戦や今後の展開に期待が高まる。
◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 34」(29日、福岡国際センター)観衆1757
新日本プロレスは29日、福岡国際センターで「G1 CLIMAX 34」を開催した。
メインイベントのAブロック公式戦では、IWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也とSANADAが対決。今年の1・4東京ドーム、2・24札幌で連勝している内藤が「G1」の公式戦もデスティーノで勝利した。
試合後、内藤は「いま現在、俺は2勝3敗。情けない成績ですよ。でも、『G1 CLIMAX』2連覇、成し遂げて見せますよ!」と宣言し「デ・ハ・ポン!!」の大合唱で大会を締めくくった。
福岡大会を終え、Aブロックは5勝0敗のEVILが単独首位。その後をザック・セイバーJr.が4勝1敗で追う展開となった。
バックステージで内藤は「俺に余裕があるように見える?メチャメチャ余裕だよ。今日の勝利で2勝3敗。リング上でも言った通り、次戦(8・3 大阪・大和大学大和アリーナ)、星を五分に戻せるかどうかが、けっこう重要になってくるんじゃないかな」と見据えた。
次戦の相手はゲイブ・キッド。「今、ものすごく勢いがあるよね。お客様の期待感もすごい背負ってるし、メチャメチャいい選手だなって、見てて思いますよ。そんなゲイブ・キッドとの一戦が、俺の星を五分に戻すか、借金2になってしまうか、この『G1 CLIMAX』においてすごく重要な戦いになることでしょう」と繰り返した。そして「最初に言ったけど、俺は全然疲れてねえぜ。ダメージも、ゼロとは言わないけど、100段階で『2』ぐらいかな。じゃ、アディオス」とほほえんだ。
一方、敗れたSANADAは「さすがに、3連敗はダメだなあと。いや……ホント、悔しいです。歌の歌詞で、『ダメな時が一番大事』っていう歌があると思うんですけど、ホント、それだよ。また、明日から行きます」と巻き返しを誓った。
◆7・29福岡大会全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○矢野通、棚橋弘至(3分36秒、横入り式エビ固め)TAKAみちのく●、上村優也
▼第2試合 20分1本勝負
○BUSHI、辻陽太(8分28秒、逆エビ固め)村島克哉●、ボルチン・オレッグ
▼第3試合 20分1本勝負
○HENARE、ジェフ・コブ(7分41秒、アルティマ)邪道●、エル・ファンタズモ
▼第4試合 30分1本勝負
金丸義信、○成田蓮(5分05秒、ダブルクロス→体固め)本間朋晃●、後藤洋央紀
▼第5試合 30分1本勝負
○フランシスコ・アキラ、KONOSUKE TAKESHITA(7分14秒、ファイヤーボール→エビ固め)外道●、デビッド・フィンレー
▼第6試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック公式戦30分1本勝負
○“キング・オブ・ダークネス”EVIL(5勝=10点)(9分08秒、EVIL→片エビ固め)カラム・ニューマン(2勝3敗=4点)●
▼第7試合 同30分1本勝負
○グレート―O―カーン(1勝4敗=2点)(11分19秒、エリミネーター→体固め)ジェイク・リー(1勝4敗=2点)●
▼第8試合 同30分1本勝負
○海野翔太(3勝2敗=6点)(19分19秒、デスライダー→片エビ固め)ザック・セイバーJr.(4勝1敗=8点)●
▼第9試合 同30分1本勝負
○ゲイブ・キッド(3勝2敗=6点)(13分50秒、レッグトラップパイルドライバー→体固め)鷹木信悟(2勝3敗=4点)●
▼第10試合 同30分1本勝負
○内藤哲也(2勝3敗=4点)(17分45秒、デスティーノ→片エビ固め)SANADA(2勝3敗=4点)●