【新日本・G1】海野翔太がザック・セイバーJr.の連勝止め3勝目「俺には後がないんだ」

AI要約

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」29日福岡大会のAブロック公式戦で、海野翔太がザック・セイバーJr.を撃破し3勝目を挙げた。

海野は開幕前に腰の負傷で欠場していたが、ザックの足攻めに苦戦しつつもエルボースマッシュで勝機をつかみ、逆転勝利を果たした。

海野は大勝利に安住せず、結果を残すことで自身を証明し、G1での活躍を誓った。

【新日本・G1】海野翔太がザック・セイバーJr.の連勝止め3勝目「俺には後がないんだ」

 新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」29日福岡大会のAブロック公式戦で、海野翔太(27)がザック・セイバーJr.(37)を撃破し3勝目を挙げた。

 開幕から4連勝を飾っていたザックを、新時代のエースが止めてみせた。開幕前に腰を負傷し欠場していた海野は、ザックの足攻めに大苦戦を強いられる。変型デスライダーからブレイズブレイドを狙ったが、これをキャッチされると三角絞めから変型ヒザ十字固めに移行され大ダメージを負った。

 エルボースマッシュ合戦に活路を見いだした海野は、正面からのブレイズブレイドを放ちデスライダーを狙う。これを阻止されるとジャーマンで投げ捨てられてしまったが、今度は後頭部へのブレイズブレイドを発射。変型のエメラルドフロウジョンからデスライダーをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。

 大きな勝利にも慢心はみじんもない。バックステージでは「何をしゃべっても取り返しがつかないんだよ。俺は結果を残すことでしか今の自分を証明できない。自分の勝ちを、存在を、結果でしか証明できない。大口はたくさん叩いてきた。でも結果を残してなかった」と険しい表情。「俺には後がないんだ。だったら答えは簡単だ。一番難しいけど簡単だ。しっかり結果を残して、G1で自分の存在をもっともっとアピールしてやる」と決意表明していた。