【新日本・G1】EVILが5連勝でAブロック単独首位「今すぐ優勝トロフィーとIWGPのベルト持ってこい」

AI要約

EVILがG1クライマックス29日福岡大会でカラム・ニューマンを下し開幕5連勝を達成。

EVILはリーグ戦を荒らし回り、試合で徹底したラフファイトを展開。

勝利後にEVILは高らかに勝ち誇り、G1クライマックスで単独首位に浮上。

【新日本・G1】EVILが5連勝でAブロック単独首位「今すぐ優勝トロフィーとIWGPのベルト持ってこい」

 新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」29日福岡大会のAブロック公式戦で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」EVILがカラム・ニューマン(21)を下し開幕5連勝を飾った。

 悪の限りを尽くしてリーグ戦を荒らしまわるEVILが止まらない。カラムの入場を背後からセコンドのディック東郷が襲撃すると、徹頭徹尾ラフファイトで試合の主導権を握った。

 試合に介入した東郷のスポイラーチョーカーを逃れられると、レフェリーを利用した掟破りのマジックキラーで反撃を許す。さらにスピンキックからオスカッターを狙われたEVILだったが、間一髪でこれを阻止。マットを外して金具がむき出しになったコーナーに2回叩きつけると、そのまま一気にEVIL(変型大外刈り)をさく裂させて3カウントを奪ってみせた。

 バックステージでは「完全無欠の大勝利だろ、オイ! ノーダメージで余裕勝ちだっての、見たら分かるだろう」と高らかに勝ち誇った。この後の公式戦でザック・セイバーJr.が海野翔太に初黒星を喫したため、勝ち点10のEVILが単独首位に浮上。「お前らが今ここで『Aブロックの連中、あんなクソ弱い連中を潰すのをEVILさんやめてください。もうかわいそうです』って言うんだったらな、今すぐここで俺のG1優勝決定でいいぞ。その代わり、今すぐ俺のところにG1の優勝トロフィーとIWGPのベルト持ってこい! 分かったか、よく覚えとけ!」と、気が早すぎる優勝宣言を繰り出していた。