体操・日本女子、2番手は岸里奈の予定だったが岡村真が待機 慌てて入れ替わって大きなミスなし パリオリンピック団体総合

AI要約

宮田笙子が喫煙や飲酒の発覚により五輪出場を辞退し、10代の4人が初めての五輪に臨む。

日本は団体総合で60年ぶりのメダルを狙い、段違い平行棒からスタートし、4人全員がノーミスで演技をこなした。

チームはパリ入り後、4人で共同生活を送り、絆を深めながら、集中して競技に臨んだ。

体操・日本女子、2番手は岸里奈の予定だったが岡村真が待機 慌てて入れ替わって大きなミスなし パリオリンピック団体総合

◇28日 パリ五輪 体操女子団体総合

 体操は28日、女子予選が行われ、団体総合で60年ぶりのメダルを狙う日本が登場した。エースで主将だった宮田笙子(19)=順大=が喫煙、飲酒の発覚により、五輪出場を辞退。騒動をへて10代の4人が、初めての五輪に臨んだ。

 日本は段違い平行棒からスタート。牛奥小羽(日体大)が先陣を切り、ノーミスで着地も決めて笑顔も見せた。2番手は岸里奈(戸田市SC)の予定だったが、岡村真(相好ク)が待機。慌てて入れ替わり、演技した岸も大きなミスなく13・566点をマークした。4人全員が落下せず、

 パリ入り後は、4人で共同生活を送り、絆を深めた。最年長19歳の牛奥は「自分のできることは変わらない」と話した。チーム内でも「今できることに集中しよう」と声を掛け合った。