杉原愛子「大丈夫だから」宮田笙子離脱後のチーム支える/体操

AI要約

体操女子日本代表の4人が25日、試合会場のベルシー・アリーナで初の会場練習を行った。チームで声を掛け合い、和やかに話し合いつつ、演技が始まると真剣なまなざしで取り組んでいた。

開幕1週間前にエースで主将の宮田笙子(19)=順大=が、飲酒・喫煙が発覚して代表を辞退。メンバー交代の期限を過ぎており、団体は4人で戦うことになった。この日、選手たちは騒動後初めて取材に応じた。

宮田からは離脱後、代表メンバーに「応援しているから」とメッセージがあったと明かした。動揺が広がるメンバーに対しては、補欠で五輪2大会連続出場の経験もある杉原愛子(TRyAS)が「大丈夫だから」と声をかけ続け、メンタルを支えたという。チームとしても、4人全員が同じSNSを見ないように指導するなど、心のケアにも力を入れている。

杉原愛子「大丈夫だから」宮田笙子離脱後のチーム支える/体操

体操女子日本代表の4人が25日、試合会場のベルシー・アリーナで初の会場練習を行った。チームで声を掛け合い、和やかに話し合いつつ、演技が始まると真剣なまなざしで取り組んでいた。

開幕1週間前にエースで主将の宮田笙子(19)=順大=が、飲酒・喫煙が発覚して代表を辞退。メンバー交代の期限を過ぎており、団体は4人で戦うことになった。この日、選手たちは騒動後初めて取材に応じた。

宮田からは離脱後、代表メンバーに「応援しているから」とメッセージがあったと明かした。動揺が広がるメンバーに対しては、補欠で五輪2大会連続出場の経験もある杉原愛子(TRyAS)が「大丈夫だから」と声をかけ続け、メンタルを支えたという。チームとしても、4人全員が同じSNSを見ないように指導するなど、心のケアにも力を入れている。

エース不在の中、4人で目指すのは60年ぶりのメダル獲得。NHK杯で宮田に次ぐ2位だった岸里奈(戸田市SC)は、「こうなってしまったことは仕方ないから、このまま今まで通りの自分で挑めたらいいなと思う」と表情を引き締めた。(高橋朝香)