【体操】女子団体代表が抱負 離脱の宮田笙子からはメッセージ「すごい力になった」

AI要約

パリ五輪を前に体操女子団体の選手たちが抱負を述べる。

宮田笙子の辞退後、岡村真、岸里奈、中村遥香、牛奥小羽が代表として出場。

各選手はチームの結束力や自己の目標に向けて決意を示す。

【体操】女子団体代表が抱負 離脱の宮田笙子からはメッセージ「すごい力になった」

【フランス・パリ25日発】26日に開幕するパリ五輪を前に、体操女子団体の選手たちが抱負を述べた。

 真夏の祭典では宮田笙子(19=順大)がエースとして活躍が期待されるも、内部通報がきっかけで飲酒と喫煙が発覚。責任を痛感し、自ら辞退を申し入れた。28日の予選には岡村真、岸里奈、中村遥香、牛奥小羽が出場する。

 25日の会場練習後には各選手が取材対応。岡村は宮田からチームにメッセージが届いたことを明かした上で「応援しているからと言ってもらえたのですごい力になった。やっぱりチームで声を掛け合いたい。演技の得点自体は4人でやって3人の得点になるので、みんなで粘り強くできたら大丈夫だと思う」と意気込みを示した。

 中村は宮田の離脱に「最初はみんな予定していなかった種目とか出るところとかがあったので、大丈夫かなという不安とかもあったと思う」と口にしながらも「今はみんな自分の目標に進んで、調整をしっかりできているかなという印象はある。役割とかチームの目標とかも特に変わっていない。雰囲気とかもいいので、そのまま試合も行けたら」と決意を述べた。

 チーム最年長の牛奥は「なるべく周りを見ながらみんなに声を出して盛り上げていくチームの雰囲気を盛り上げていくというのが自分の役割かなと思っている」と力を込め、岸は「なってしまったことはしょうがないので、このまま今まで通りの自分で挑めたらいいなと思う」と語った。