【高校野球】金足農・吉田大輝が兄でオリックス・輝星超え誓う「全部0に抑えたい」

AI要約

金足農の吉田大輝投手が2018年夏の甲子園での活躍や兄を超える意気込みを語った。

吉田投手は決勝での完投勝利に喜びつつもさらなる進化を目指す意向を示した。

兄である輝星投手との関係や甲子園での目標について述べた。

【高校野球】金足農・吉田大輝が兄でオリックス・輝星超え誓う「全部0に抑えたい」

 金足農の吉田大輝投手が27日、秋田・同校グラウンドで取材に応じ、2018年夏の甲子園で準優勝し、“金農旋風”を巻き起こした当時のエースで兄の輝星(オリックス)超えを誓った。

 21日の決勝・秋田商戦(さきがけ八橋)では16安打5失点(自責2)も154球を投げて完投勝利した。「決勝で勝てたのはうれしかった」と喜んだ一方で「16本ヒットを打たれるという自分の中でも情けない結果だった。スピードを意識した部分があったので、甲子園までの期間でコントロールとキレをリセットして、もう一回進化していきたい」と開幕までにさらなる進化をめざした。

 輝星は日程が合えば、甲子園で弟の晴れ舞台を観戦する可能性もある。報道陣から兄の前でどんな姿を見せたいか問われると「(甲子園で)結構三振取っていたと思うんで輝星が(62奪三振)。それに負けないくらい三振とって。あとは結構点取られていたと思うのであの人(23失点)。自分は全部0に抑えたい」と意気込んだ。

 兄には秋田大会優勝後「優勝した」と報告し、兄からは「課題はたくさんあるけど休め」と連絡が来たという。「課題については聞き忘れたけどこの後聞いて直していきたい」と笑顔をみせた。